AWS:SUMMIT 2016
こんにちは、Hamazzzです。
今回はAWS:SUMMITについての投稿となります。
まず初めに、僕はAWSにつきましては全くの初心者です。ですので文中におかしな、または間違っている箇所がある場合はご指摘いただければと思います。
僕のような初心者の方にも少しでも役に立てばと思います。
それでは投稿させていただきます。
先日、僕が普段お世話になっている、師匠とも呼べる叔父(現職プログラマー)から一通のメールがありました。
「6月2日、3日にAWSサミットというイベントがあるので、一緒にいきませんか。
クラウドやIoTのトレンドを把握するのに非常に良い機会です。」
…AWSとは?
冒頭でもいいましたが、僕はAWS初心者です。というかこの時までその名前すら知りませんでした。おさらいすると、AmazonWebServicesを、通称AWSと呼ぶそうです。
僕は普段から、通販でよくAmazonを利用していたのですが、このようなイベントをやっているとは知りませんでした。
Amazonはどうやら通販以外にもクラウドを利用したWebサービスなども提供しているみたいですね。
そして今回、おもにクラウドサービスを扱ったAWSや様々な企業による基調講演、最新技術や活用方法などを紹介するAWSのクラウドカンファレンスが開催されました。これがAWS:SUMMITですね。
そのAmazonのビッグイベントであるAWS:SUMMMITに叔父から誘われました。僕はこういったITのイベントに行ったことがなかったので二つ返事で参加させていただくことになりました。
今回のAWS:SUMMITは6/1~6/3の三日間の開催でした。僕と叔父は6/2と6/3の二日間に参加してきました。会場は品川にあるグランドプリンスホテルのパミール館と飛天の間です。かなり大きいところだったので驚愕でした。流石はAmazonですね…。
参加したセッションは以下になります。
- アズビル:AWS上でSAPの本番環境、稼働を決定するまで。稼働後、約1年経過して。
- ミクシィ:10年オンプレで運用したmixiをAWSに移行した10の理由
- アマゾン ウェブ サービス ジャパン:いまさら聞けないAWS入門
- アイレット:新時代の幕開け、サーバーレスアーキテクチャの衝撃!~開発・運用・セキュリティ・コストがどう変わる?~
- アマゾン ウェブ サービス ジャパン、リクルートジョブズ、fluct:サーバーレスの波はホンモノか?最前線の開発者に聞くコードでサービスの全てを提供する方法
- アマゾン ウェブ サービス ジャパン:先進的な国内事例に学ぶAWS活用の最新トレンド
- アマゾン ウェブ サービス ジャパン:AWSによるIoT最新動向とデザインパターン
- アマゾン ウェブ サービス ジャパン:AWS IoTサービスのご紹介
- アマゾン ウェブ サービス ジャパン:DockerとAmazon ECSでDevOpsを進化させる
ほとんどがアマゾン ウェブ サービス ジャパンの講演でしたね。セッションは同じ時間帯に複数あり、それを参加者が事前に選び申し込みする形になっています。僕たちは途中で見たいセッションが変わったりしたのでこういう風になりましたね(笑)
まだブログの書き方が拙く全てを説明していくとかなりの長文になってしまうので、申し訳ないですが、最初の一つだけ紹介していきたいと思います。
- アズビル:AWS上でSAPの本番環境、稼働を決定するまで。稼働後、約1年経過して。
まず最初に参加したセッションがアズビル株式会社の講演でした。ちなみにランチセッションだったので、無料で昼食が配布されました。Amazonめっちゃ金かけてますね…。
アズビルはインフラの基幹システムをAWSに移行しSAPの本番環境を稼働させることを1年ほど前に実行したようです。
というのも従来の基幹システムでは老朽化・硬直化したインフラなので事業変化への柔軟な対応が出来なかったり、インフラが分散(オンプレミス環境では大きく3つのシステムに分かれていた)しているので、それに対する運用コストやリスクも高い。なので基幹システムの刷新を計画したそうです。
基幹システムには不向き(というより出来ない)だと思われていたクラウドへの移行。アズビルはAWSの活用も初めてだったそうなので担当者は漠然とした不安を抱えていたそうです(笑)
ちなみにその基幹システムはおよそ1万人のユーザーが使用していたと言っていました。それだけの規模のシステムをオンプレからクラウドに移行しようとするのは革新的ですね。
そしてまずは担当者の不安を無くそうとオンプレミス環境とクラウド環境でのコストや実績、拡張性、BCPなど複数の項目を比較しました。するとなんと、BCPや性能、拡張性などのほとんどの項目でクラウドが有利または同等という結果になりました。流石に実績と可用性の項目はオンプレミスの方が秀でてましたが。
担当者「それでもまだ不安がのこる」
ーーー何が不安なのか?ーーー
担当者「よく分からない」
と、これでも担当者の方は漠然とした不安が消えないようなので、既にAWSを利用しているベンダーにアズビルが気づいていないリスクがあるかどうか、さらに懸念点を直接AWSにぶつけるなどをしてようやく担当者も「これなら安心だ」と了承したみたいですね(笑)
それから実際に稼働、運用してみたところ、ハードの修理対応は不要、多くのシステムの管理が不要、さらにはインフラの運用担当がほぼ一人で行える、そしてなんとコスト面がオンプレミス環境時と比べておよそ4年間で1億円ものコストを削減できるなどのメリットがあることがわかりました。
アズビルは今後、基幹システム以外でのAWSの利用やグループ会社にも導入することを検討するようです。
1例しか紹介できませんでしたが、他のセッションでもAWSを導入することで革新的な変化を起こせると感じるような講演ばかりでした。
最近はAWSの広告が目に入ってくるようになりました。電車の広告でもよく見かけます。AWS:SUMMITに参加したから僕が注目するようになっただけかもしれませんが(笑)
僕もこれからAWS Lambdaについて勉強していくつもりです。今回はクラウドやAWSサービスをよく知るきっかけになりました。機会があれば来年も参加したいと思っています。ほかのITの基調講演なども気になりますね。
結果的に長文になってしまいましたがここまで読んでいただきありがとうございました。